お知らせ

お子さんの食事中、何か飲みものを飲ませていませんか?

実は、飲みものを飲ませるのは食前と食後がオススメです。お子さんのお口の機能の発達には“噛むこと”がとても需要です。この“噛む力”を身につけることによって、悪い歯並びや噛み合わせの予防や改善につながります。しかし、食事中に水やお茶などの水分を取る習慣があると、食べ物を噛まずに水分で流し込むようになる可能性があります。これでは、お子さんの“噛む力”は身につきません。
また、飲み物を飲ませる手段にも注意です。お子さんは普段コップを使っていますか?それともストローを使っていますか?ストローで飲んでいるお子さんは要注意!ストローで飲むことで本来発育するべきお口の周りの筋肉が育ちません。「吸って飲む」よりも「口唇を使って飲む」ことを学習させたいのです。そうすることで口唇の筋肉の適切な育成へとつながっていきます。私たちは、お子さんにはストローではなくコップを使っていただくことをオススメしています。
お子さんの水分補給に関して、これら2つのことに注意してお子さんの“噛む力”を育ててみましょう。
管理栄養士 水谷奈央