• 口呼吸
  • 低位舌
  • 異常嚥下

これらの悪い症状は「口腔機能発達不全症」
という病気です

現代の小児の生活習慣病
「口腔機能発達不全症」とは?

現代の小児の半数近くが「口呼吸」「低位舌」「異常嚥下」といった悪習癖を抱えております。これらの悪習癖は、小児の将来の歯並び・全身の健康・能力開発に悪影響を及ぼします。国はそういった現状を憂い、2018年に、ある一定の悪習癖を抱える小児を「口腔機能発達不全症」という病名をつけ、歯科医師管理のもと改善指導を行う方針を示しました。

Dr 徳倉の子ども矯正治療ガイドでは「口呼吸」「低位舌」「異常嚥下」といった小児の悪習癖の改善を行うことはもちろん、胎児期からの取組みを行なうことで、悪習癖の予防を実現いたします。お子様の明るい健やかな未来のため、今からできることを一緒に始めていきましょう!

悪習癖を予防する上で
本当に大切なこと

「悪い歯ならびを予防する」これが当院の幼少期のこどもの予防矯正治療のコンセプトです。0歳から3歳に獲得されたお口の機能は、生涯継続して維持されます。
悪い形で機能が獲得されてしまわないように、この時期に知っておくべきこと、行うべき適切なこどものお口の育て方があります。

当院では名古屋でも数少ない厚生労働省指定の自立支援医療機関です。
管理栄養士・言語聴覚士・保育士といった専門職と一緒に、お子様の育成のお手伝いをさせてください。

提携医療機関

助産院 すこやか助産院

認定栄養ケアステーション 歯とお口のお悩み相談室

0歳から3歳前後習得した
お口の機能は、
脳に記憶され一生継続する
こととなります!

母乳やミルク、離乳食をどのように与えたのかが重要です。離乳食などの内容よりも、与え方によって捕食する際の筋肉の使われ方が異なるため、捕食という生物としての基本的な機能がうまく獲得できない場合があります。そのことが、悪い歯ならびにつながるのです。
特に授乳のあり方は、その子の口腔機能発達の第一歩であり、とても大切です。母乳で育てることにより口腔周囲筋の発達が始まり、そのことが顎骨の成長に関係していきます。将来の歯ならびが悪くなることには、原因があり、遺伝的なものばかりではなく環境的な因子が多く含まれているということを理解していただき、大切なお子様を一緒に育てていけたらと思います。

特に授乳のあり方は、その子の口腔機能発達の第一歩であり、とても大切です。母乳で育てることにより口腔周囲筋の発達が始まり、そのことが顎骨の成長に関係していきます。将来の歯ならびが悪くなることには、原因があり、遺伝的なものばかりではなく環境的な因子が多く含まれているということを理解していただき、大切なお子様を一緒に育てていけたらと思います。

当院で予防矯正・歯ならび矯正を
受けることをすすめる理由

  • 当医院は厚生労働省指定自立支援医療機関(育成医療・更生医療)です

    01

  • 当医院は管理栄養士・言語聴覚士・保育士・助産師と提携しており、お子様の明るく健やかな成長のサポート体制は万全です

    02

自立支援医療機関について

歯ならびが悪くなる3大原因

下の3つに代表される悪習癖により
小児の歯並びは悪くなります

  • 01

    口呼吸

    口呼吸により低位舌を誘発してしまい、上あごがうまく発達せず、歯が並ぶスペースが足りなくなってガタガタ歯ならびを招いてしまいます。

  • 02

    低位舌

    (安静にしているときに舌の位置が下の前歯の裏側にある)

    低位舌により下の前歯を押してしまったり、下あごに過剰な刺激を与えてしまうことで、歯ならびがガタガタになったり受け口を招いてしまいます。

  • 03

    異常嚥下

    (異常な飲み込み)

    飲み込む時に、ほっぺたや唇に不要な力が入ることで歯を押してしまい、ガタガタ歯ならびを招いてしまいます。

お子様にこのような悪い癖を
身につけさせないことが大切です!

現代の小児が抱えるお口の現状

現代の半数近くの小児が、
お口の悪習癖を抱えていると言われています。
私たちは3つ原因があると考えています。

  • 哺乳期から始まっている
    現代式食生活

    哺乳瓶でミルクを飲むことが多いため筋機能が発育しない
    スプーンによる間違った離乳食の与え方、
    ストローによる間違った飲み物の与え方によって、
    お口の機能を正しく獲得できない
    結果的に口腔周囲の筋肉が発達しないことから、顎の大きさに影響が出ているケースがあります。

    01

  • スマートフォンや
    ゲーム機の普及

    猫背になり、うつむく姿勢になり、舌が下がり(低位舌)、下顎が前に出やすくなります。そして、口呼吸を誘発します。口呼吸の原因はそれだけではないですが、姿勢が悪いことが多くの問題を生じさせています。

    02

  • 顔や口、身体を使った遊びの減少

    遊ぶものが何もなかった時代、子どもたちと遊ぶおじいちゃんやおばあちゃんがいてくれて、童歌を歌ったり、踊ったり、表情豊かに顔の筋肉を使う遊びがありました。また、近所のお兄さん、お姉さんが一緒に遊んでくれて、身体的な活動も今よりももっと多かったと思います。そういったことが少なくなったことにより筋肉の発達が悪く、全身の骨格や顎の成長が悪い子が増えています。

    03

これらの生活習慣の変化により
現代の半数以上の小児になんらかの悪習癖があり、
「口腔機能発達不全症」
生まれたのです

お子様の将来の歯並びに
不安を感じることは
ありませんか?

  • 子育ての情報が多すぎて何が正しいかわからない
  • 授乳のさせ方があっているか気になる
  • 離乳食に移行させていく時期っていつから
  • 歯並びも気になるけど、好き嫌いの無い子に育ってほしい

お子様にこんな習慣様子
みられませんか

  • 唇が閉じていないことがある(口呼吸など)
  • 鼻がよくつまっている
  • 話していると舌が出る
  • 横顔が平坦
  • 水を飲むときに口の周りの筋肉に力が入る
  • 姿勢が悪い

そんなお悩みや不安をお持ちの
親御さんへ
悪い歯ならびは予防できるものがあります

胎児期からのそれぞれの成長段階で正しくお口の機能を獲得できれば
悪い歯ならびは予防できます!

悪い歯ならびを予防する

小児矯正

  • 01

    お子様の成長を、年齢でなく
    発達段階で区分

  • 02

    各発達段階ごとの理想の状態を
    明確化

  • 03

    各発達段階ごとの取組みを明確化

  • 04

    取組み内容がシンプルで分かりやすい

忙しい親御様でも納得して続けられる健やかな成長を促す
子育ての強い味方!


発達段階ごとに取り組む
ポイント一覧

  1. 胎児期

    • ママが規則正しい生活リズム母体栄養が十分な食生活を送る
    • ママが甘味習慣などを気を付けるようにする
    • ママのお口が歯周病や虫歯にかかっていない
    • ママが生まれてきたお子様のために知っておくべきことを理解している(母乳育児や離乳、身体育成の知識)
  2. 哺乳期

    • できるかぎり母乳で育てている
    • 母乳にとって大切な母体栄養をママが摂取できている
    • お子様の将来の歯ならびやアゴの育成に問題を起こしにくい人工乳首のついた哺乳瓶を使う
  3. 離乳食開始期

    • 「捕食する」力を獲得する方法で離乳させている
    • 適切な離乳の流れを理解している
    • 味覚障害や好き嫌いのない育て方を知っている
  4. 前歯期

    • 一口より大きいものを与えてかじり取りの練習をさせている

      ※歯ぐきで潰せないものは丸呑みしてしまうので注意
      一口ずつゴックンするのを待って次の一口

    • 正しい姿勢で食事をさせている
    • 食物アレルギーに配慮しながら、色々な食材に触れさせる
    • 3歳までは砂糖菓子やジュースは飲ませない
  5. 奥歯期

    • 噛みつぶせる硬さの噛み応えのある食事で意識的に噛ませる
    • 食事中に飲み物を与えない
    • 食事を急がせない
    • お子様との食卓を楽しくする
    • 3歳までは砂糖菓子やジュースは飲ませない
  6. 幼児期前期

    • 顔、口、手足を動かす遊びをする
    • 童歌など、発声を伴う遊びをする
    • 和食中心の献立にして、硬いものを積極的に食べる
  7. 幼児期後期

    • 正しい姿勢で、正しい飲み込みをしているか確認する
    • お顔や口の中、姿勢のバランスを整える
    • 全身を使った遊びをする
  8. 前学童期

    残念ながら、この時期で身についている悪習癖やクセは、自然に改善しません。お子様自身が悪習癖やクセを自覚し、改善のための訓練を行うことです。
    歯科医師に相談して、できることから始めていきましょう。
    まずは環境を整えることからです。

より詳しく知りたい方は
春日井予防こども・おとな矯正歯科が
作成したテキストを
あなたにお渡しします!

春日井予防こども・おとな矯正歯科では、発育段階に応じた予防矯正歯科プログラムが用意されており、管理栄養士・保育士・言語聴覚士による指導が受けられます。