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生えてこない歯を引っ張り出して歯列へ誘導します

生えてこない歯を引っ張り出して歯列へ誘導します
口腔外科的に、埋まっている歯(埋伏歯)を見えるようにします(開窓)。具体的には、歯肉と骨を削り歯を見えるようにします。その歯にフックを接着し、矯正装置と接続し、ゴムで牽引します。CTなどで歯の位置を確認し、口腔外科医と矯正歯科医が協力して治療を行います。

埋伏歯開窓牽引術は、治療経験が豊富なクリニックで

 口腔外科的な治療技術と、矯正歯科的治療技術の両方に高度なレベルが求められます。埋伏歯の位置は、一つとして同じものはなく、それぞれの子で異なっています。そのため、CTなどによる診断と、過去に多くの症例を行っている経験から、一人ひとりに異なった形の矯正装置を作成し、歯を誘導させます。歯の移動には適切な時期があるため、まずはご相談ください。

実際の治療

実際の治療の写真が入ります

埋伏歯開窓牽引を伴う矯正治療の流れ

  • 初診
  • ご相談
  • 精密検査
  • 埋伏歯開窓牽引の開始
  • 歯が生えてきたら、埋伏歯開窓牽引の終了
  • 整った歯列と噛み合わせにするために矯正治療の開始
  • 保定の管理

生えてこない歯があることで悩まれている保護者の方へ

「反対側の歯は生えているのに、同じ時期に歯が生えてこない」という状態は、何らかの原因で歯が生えてこれない可能性が高いです。隣の歯に引っかかっていたり、頭の位置がまったく違う方向に向いていたり、そもそも歯が生まれつき無い、ということもあります。まずはレントゲンやCTで確認を行い、治療方法の検討を行うことが必要です。レントゲンやCTでの診査は、保険診療の中で可能です。その上で、治療について相談を受けさせていただきます。